完成後は心の底から安心して、満足して、感謝して暮らしていましたが、1年5か月後にあの東北大震災が発生しました。
都庁にいた私は2時間半かかって徒歩で帰宅しました。 風もなくおだやかな春の午後でした。
我が家の無事の姿を確認して家の中へ入った私は何1つおちていないことを再確認して改めて工事をしたことを感謝しました。その時門の前に止まった車から木下社長がとんできました。社長は奥様と2人で耐震工事をした家を巡回していらしたのです。余りの早さに私は社長の心くばりに心打たれました。
そういえば近所の家では食器戸棚の中の食器が棚からとび出してガラス戸に打つかって全部こわれたそうです。その家は築15年でした。
木下社長のおかげでやるべき時にやるべきことができたことを改めて感謝しています。これは今、流行の「いつやるか?今でしょ!」を実践した者の実感です。
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