建築場所 :北海道小樽市桂岡町
敷地面積 :288.38㎡
都市計画区域:市街化区域
防火地域 :指定なし
その他 :法22条地域、下水道処理区域、最高高さ10m、宅地造成区域内
用途地域 :第一種低層住居専用地域
構造 :木造在来軸組工法
階数 :2階建て
建築面積 :48.44㎡
延べ面積 :78.83㎡ 1階床面積:45.95㎡ 2階床面積:32.88㎡
長期優良住宅:小樽市認定・第9号(平成30年6月13日)
省エネ性能 :UA値:0.28 W/㎡K C値(相当隙間面積):0.3㎠/㎡(次世代省エネ基準(北海道)2㎠/㎡)
■ 外部仕上げ
屋根:アスファルトシングル葺き
外壁:杉板張り(2階縦張り、1階横張り) ノンロット(木材保護塗料)着色 開口:玄関ドア 木製断熱玄関ドア サッシ 高性能トリプルガラス樹脂窓
■ 内部仕上げ
床 :ニレ無垢フローリングt15㎜
壁 :ニューハミルトンウォール(石灰石を原材料とした塗壁材)
天井:針葉樹合板表し
■ 設備
換気:第一種換気(熱交換気システム)
暖房:温水セントラル暖房(ピーエス)熱源LPG
「超」高齢化社会がやってきています。多くの人が長い第二の人生を過ごすことになります。第二の人生の生き方、暮らし方をデザインする時代だと思います。 この家は、リタイア後の暮らしをイメージしながら東京で設計が進められました。そして、北海道のビルダーとの連携作業によって、現地の暮らしにマッチする住宅へとアップグレードさせていきました。彼らが培ってきた現地ならではの優秀なスペックを設計に織り込めたからこそできた家だと思います。高気密・高断熱・全館暖房により、北海道の冬の厳しい環境でも暖かい室内環境を保っています。小樽市の長期優良住宅の認定も取得しています。第二の人生を故郷で暮らしたいと考える人たちにとって、こうした遠距離連携による住まいづくりが、一つの効果的な手法になるのではないかと考えています
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